トラベラーズファクトリーがおすすめする、手作りの道具たち
【10月19日より】
(2022年10月14日)
日々の暮らしの中に丁寧に作られた手作りの道具があるだけで、毎日が豊かで楽しくなります。
職人の経験と知恵に加え、その人ならではの想いやアイデアが結実した手作りの道具は、手にするたびに心地良さとともに、ちょっとした感動を与えてくれます。また、長く使うごとに手になじみ、愛着が増してくるのも魅力です。
この度、トラベラーズファクトリーがおすすめする手作りの道具として、「るちゑ」、「YOH KAKUDA 」、「椿井木工舎 ZweiWoodWork」、「BUTLER VERNER SAILS」をご紹介します。またさらに京都では「出西窯」も登場。どれも作り手たちが使う人たちのことを想像しながら丁寧に時間をかけて手作業で作った道具です。大量生産の道具では感じることができない、作り手の温もりと使うほどに愛着を感じさせてくれる道具はギフトにもおすすめです。
トラベラーズファクトリー中目黒、ステーション、京都、オンラインショップで10月19日より展開します。
<るちゑ(寄木/箱根)>
トラベラーズファクトリー人気定番アイテム、寄木チャームを作る寄木職人、清水勇太さんの工房です。伝統的な寄木細工の技法を活かしながらもどこかモダンな印象を与える仕上がりと、思わず手にした人を笑顔にしてしまう遊び心が魅力。今回は人気の定番、寄木チャームに家型チャームや、寄木を重ねて作ったブックマークなどに加え、新作の寄木のものさしが登場。さらにコースターや箸置き、ペン立てなどもご用意いただきます。
<YOH KAKUDA(木工/小田原)>
小田原でからくり箱や動物をモチーフにした木工品を作っています。動物たちのとぼけた表情や、からくりの技法を使ったユーモラスなしかけが魅力。今回は、以前トラベラーズファクトリーで販売し、ご好評いただいたシロクマグネットを製作していただきました。何とも言えず愛おしいシロクマの表情と、口に紙を挟むことで、まるでシロクマのセリフのように見えるのが魅力です。
<椿井木工舎 ZweiWoodWork(木工/長野)>
長野県木曽谷で無垢の木材を使い家具やカトラリーなどを作る二宮大輔さんによって営まれている工房。無垢の木材の木目や曲線を活かした美しいデザインと、機能性や使い勝手が両立した木工の道具を作っています。定番のコーヒースプーンに加え、今回はダーニングマッシュルームとガーランドなどが登場します。またトラベラーズファクトリー中目黒で、ダーニングマッシュルームとガーランドを使ったワークショップも開催します。イベントについてはこちらをご覧ください>>
<BUTLER VERNER SAILS(バッグ・革小物/渋谷)>
メイド・イン・ジャパンにこだわり、栃木レザーや帆布などを組み合わせた小物やバッグなどを企画・製造。東京、渋谷にオフィス兼工房を持ち、レザーを型にはめ込んで成形するモールドレザーなどの加工はその工房で製作。トラベラーズファクトリーの定番、モールドレザーペンケースもそこで手作業で作られています。イベントではモールドレザーと帆布などを組み合わせたバッグなどを展開します。
<出西窯(陶器/出雲)>※こちらは京都のみでの取り扱いになります。
民藝運動の創始者、柳宗悦、濱田庄司、バーナード・リーチ、河井寛次郎らの指導を仰ぎ、民藝の教えである“健康な美しさ”と“誠実な物に宿る美しさ”を基盤に日常の道具としての器作りを続けています。窯主を持たず、土作りから焼き物作りまで、すべての工程を一貫して共同作業でおこなっています。陶土・釉薬・窯焚きの薪に至るまで、地元、島根県出雲の材料にこだわっているのが特徴の実用陶器です。
トラベラーズファクトリーがおすすめする手作りの道具たち
トラベラーズファクトリー 中目黒、ステーション、京都
期間:2022年10月19日(水)より
トラベラーズファクトリーオンラインショップ
期間:2022年10月19日(水)11:00 より
※店舗によって取り扱いアイテムが変わります。(出西窯は京都のみの取り扱いになります)
※期間中品切れになる場合がございますが、ご了承ください。
「るちゑ」 http://luthier43.info/
「YOH KAKUDA」 http://kakukakutoys.web.fc2.com/
「椿井木工舎 ZweiWoodWork」https://zweiwoodwork.com/
「BUTLER VERNER SAILS」 http://winds-baggage.com/
「出西窯」 https://www.shussai.jp/
<るちゑ(寄木/箱根)>
トラベラーズファクトリーの人気定番アイテム、寄木チャームを作る寄木職人、清水勇太さんの工房。伝統的な寄木細工の技法を活かしながらもどこかモダンな印象を与える仕上がりと、思わず手にした人を笑顔にしてしまう遊び心が魅力。
るちゑ 寄木ものさし 12色 1,870円(税込)
今回の新作はものさしです。1×1センチにカットした12種類の木片を寄木細工の技法で繋ぎ合わせた12センチの定規です。線をまっすぐ引いたり、だいたいのサイズだったら分かります。木そのもの素材を活かしたカラフルな1センチの目盛りは触ったり、眺めているだけで楽しくなります。
ナチュラルな木の温かい質感はトラベラーズノートとの相性もぴったり。使うほど味わい深く変化していきます。ぜひ、ペンケースの仲間に加えてみてください。
るちゑ 家型チャーム 1,760円(税込)
寄木細工の技法で作ったチャームの家型です。無垢の木の風合いは、トラベラーズノートの革にもぴったり。様々な木材を組み合わせた木の質感は使う程に味わい深く変化します。トラベラーズノートのチャームにはもちろん、髪纏めのゴムに付けても素敵です。
トラベラーズノートのゴムに付けてみました。トラベラーズノートは、使う人にとっては自分の想いが詰まった家のような場所。扉を開けてくれるのを待ってくれているような佇まいがなんとも似合います。
るちゑ ブックマーク 1,430円(税込)
0.2ミリのシート状の寄木2枚の間に薄紙を挟んで貼り合わせて作られている職人技が詰まったブックマーク。長く使うことでそれぞれの木材で表情の違いを見せながら経年変化していくのも魅力。ノートに挟んだり、読書のお供にぜひ。
るちゑ 箸置き 2個セット アーガイル <左> 2,200円(税込)、ブロック<右> 1,760円(税込)
寄木細工の箸置き。寄木ならではの繊細な美しさに加え、どこかモダンな印象を感じるのも魅力。お客様のおもてなし用にはもちろん、日々の食事をこちらの箸置きとともにいただくことで、より丁寧においしく食事と向き合えるはずです。
るちゑ コースター色木編模様<M> 1,980円(税込)、市松<右> 1,320円(税込)
箱根寄木細工ならではの、木の色味、木目を生かした模様にナチュラルな質感は使うほどに味わい深く変化していきます。コースターとしてはもちろん、和菓子のお皿にもおすすめです。
「るちゑ」の清水さんが、トラベラーズファクトリーの人気定番アイテム、寄木チャームができあがるまでの写真を送ってくれました。まずはさまざまな種類の木材を四角の棒状にして組み合わせます。それぞれの木材の寸法がぴったり合うこと美しく均等に並ぶ寄木の美しさが表現できます。
次にそれを円柱状に丁寧に削り、さらに均等の厚さでカット。なんだか金太郎飴みたいです。最後にサイドからゴムを通すための穴をあけるのは、とても繊細な作業になります。中心からまっすぐ穴をあけないと木材が割れてしまうこともあります。寄木チャームには、職人の知恵と技がたくさん詰まっています。
<YOH KAKUDA(木工/小田原)>
小田原でからくり箱や動物をモチーフにした木工品を作っています。動物たちのとぼけた表情や、からくりの技法を使ったユーモラスなしかけが魅力。今回は、以前トラベラーズファクトリーで販売し、ご好評いただいたシロクマグネットを製作していただきました。
YOH KAKUDA シロクマグネット 2,090円(税込)
裏はマグネットになっていて冷蔵庫やスチールのロッカーなどにくっつけることができます。クマの口には紙を挟んで留めるので、紙に誰かへのメッセージを記せば、まるでシロクマのセリフのように見えます。とぼけた表情のシロクマに何を言わせるか考えてみるのも楽しいですね。
<椿井木工舎 ZweiWoodWork(木工/長野)>
長野県木曽谷で無垢の木材を使い家具やカトラリーなどを作る二宮大輔さんによって営まれている工房。無垢の木材の木目や曲線を活かした美しいデザインと、機能性や使い勝手が両立した木工の道具を作っています。11月5日には中目黒でダーニング教室 & ガーランド作りワークショップを開催していただきます。詳細はこちらをご覧ください>>
椿井木工舎 ダーニングマッシュルーム 3,300円(税込)
ダーニングとは、ヨーロッパに伝わる伝統的な衣服の補修方法のひとつです。もともと二宮大輔さんが、ダーニングを楽しむ奥様の美香さんから頼まれたことがきっかけで作られました。手になじみ、使うほど愛着が湧く道具があると、ちくちくと補修をするのが楽しくなりますよ。
椿井木工舎 ガーランド 1,320円(税込)
ウォールナットやチェリーなどそれぞれの木の色や木目の違いが楽しめる木のフラッグが並んでいます。木が触れ合って鳴るカラカラという乾いた音も魅力です。棚やキッチンなどにさりげなく飾れば、毎日がちょっと楽しくなりそうです。
椿井木工舎 KUKSA(革紐付) 3,960円(税込)
KUKUSA(ククサ)とは、フィンランドのラップランドに古くから伝わる手作りのマグカップのこと。小さなサイズなので10g用コーヒーメジャーとして使うこともできますが、アウトドアでブランデーを飲むのに使ってみるのもいいかもしれません。ラップランドでは「贈られた人は幸せになる」と言い伝えられているのでギフトにおすすめです。
椿井木工舎 アアルトスプーン 4,180円(税込)
木目や優しい質感に、アールで構成されたシンプルで美しい造形が魅力のコーヒー豆のメジャースプーンです。アアルトコーヒーとのコラボレーションで作られました。細めの瓶でも豆が取り出しやすかったり、スプーンが傾くことなく自立して置くことができたり、日常の道具としての使い勝手や機能性も考え抜かれて作られているのも特徴です。
一杯分が約14グラムになっています。14グラムはトラベラーズブレンドを焙煎してくれているアアルトコーヒーの庄野さんがおすすめする一杯分のコーヒー豆の量です。
椿井木工舎 コーヒーフィルターホルダー 1,320円(税込)
裏面に付いた磁石でシンクや冷蔵庫などに留めると、コーヒーフィルターが収納できます。毎日使うものだからこそ、便利なのはもちろん、素敵に収納しておきたいですね。
椿井木工舎 ジャムスプーン 1,760円(税込)
美しく持ちやすい小ぶりなサイズのジャムスプーン。ますジャム以外にもアイスクリームやヨーグルトなどのスプーンにもおすすめです。先端が薄く丁寧に研磨仕上げを施しているので、口当たりもなめらかです。
椿井木工舎 八角箸 樺 1,980円(税込)
一見シンプルな形ですが、国産材の樺を使用し一本ずつ手で鉋(かんな)をかけて仕上げ、箸頭は丁寧に小刀で面取りし、手間をかけて作られています。お豆や米粒もつかみやすく、使い心地と口当たりを追求した理想的な箸です。ぜひ一度お試しを。
ダーニングマッシュルームを作る工程の写真を送っていただきました。まずは木の板を丸くカットいしていきます。
丸い板を回転させてながら、削っていき、マッシュルームの形が生まれます。ひとつずつ繊細な手作業によって作られています。
アアルトスプーン製作風景です。繊細な部分の成形は職人が小刀でひとつひとつ削り出すことで生まれます。ひとつずつ丁寧に時間をかけて作られています。
<BUTLER VERNER SAILS(バッグ・革小物/渋谷)>
メイド・イン・ジャパンにこだわり、栃木レザーや帆布、ナイロンなどを組み合わせた小物やバッグなどを企画・製作しているブランドです。東京、渋谷にオフィス兼工房を持ち、レザーを型にはめ込んで成形するモールドレザーなどの加工はその工房で製作。トラベラーズファクトリーの定番、モールドレザーペンケースもそこで手作業で作られています。
Butler Verner Sails モールドレザー 巾着ショルダー 9,350円(税込)
大きな特徴となっている底部は、モールドレザーペンケースと同じように栃木レザーを型にはめ込み、成形して作っています。ボディーはパラフィン10号帆布を使用。日本の職人が丁寧に縫製して仕上げています。帆布と革の風合いは使うほどに味が出てきます。道具入れやちょっとしたお出かけに。
Butler Verner Sails モールドレザー 巾着スエードレザーショルダー 14,080円(税込)
栃木レザーを型にはめ込んで成形して作った底部が特徴的なメイド・イン・ジャパンの巾着バッグ。こちらはボディーはスエードレザーで作られています。底部はしっかりしているのでカメラなどを入れるのおすすめです。
Butler Verner Sails モールドレザー キャンバス ランチトート 9,900円(税込)
こちらは底部のモールドレザーは、トレイのようなフラットな形になっていて、ボディはパラフィン帆布で、ハンドルは栃木レザーで作られています。底部がフラットになっているため、机の上においてもしっかり落ち着いた佇まいです。
Butler Verner Sails × TFA モールドレザーペンケース 6,380円 (税込)
栃木レザーを型にはめ込み成型し、固め剤を塗布して作っています。切りっぱなしの革を縫製せず作ったペンケースは、トラベラーズノートやブラスペンとの相性もぴったりです。ペントレイのように使えるのも便利。長く使っていただき、味わい深く変化する革の風合いもお楽しみください。
Butler Verner Sails × TFA モールドレザートレー 5,280円(税込)
ブラスペンやハサミなどいつも使うステーショナリーの置き場にぴったりの小物用のトレイです。モールドで成形された切りっぱなしの革の質感は、ブラスペンやブラス定規などのブラスプロダクトがよく似合います。
<出西窯(陶器/出雲)>
※こちらは京都のみでの取り扱いになります。
民藝運動の創始者、柳宗悦、濱田庄司、バーナード・リーチ、河井寛次郎らの指導を仰ぎ、民藝の教えである“健康な美しさ”と“誠実な物に宿る美しさ”を基盤に日常の道具としての器作りを続けています。窯主を持たず、土作りから焼き物作りまで、すべての工程を一貫して共同作業でおこなっています。陶土・釉薬・窯焚きの薪に至るまで、地元、島根県出雲の材料にこだわっているのが特徴の実用陶器です。
シンプルな美しさをもち、同時に日常の道具としての機能性を備えた器です。工業製品にはない手作りの温かな味わいが、日々の食事の時間を楽しく、そしておいしくしてくれます。
出西窯の手ぬぐいもご用意いただきました。注染で染めた柄は2種類。芹沢銈介先生による『出西』の印と岩手の小田中耕一さんによる登り窯や陶器をモチーフとした型絵を用いてデザイン。器とあわせてぜひ。