緊急開催!イスラエルの手作り靴「 NAOT」キャラバン!
(2013年6月26日)
先日トラベラーズファクトリーに、素敵な革の靴を履いたご夫婦がやってきました。何度もソールを張り替え5年くらい履いているというその靴は、すっかり足の形になじみ、革も味わい深く変化し、7年使っている自分のトラベラーズノートにどこか似ている気がしました。
靴はNAOT(ナオト)という名前で、イスラエルで職人が手作りで作っているとのこと。彼らはご夫婦で4年間かけて世界を旅し、帰国後、その靴に惚れ込んでNAOTの日本販売代理店となったそうです。わたしたちははじめて会ったのに、旅と靴とノートの話で盛り上がりました。
それから、いろいろな出来事やタイミングが重なり、急遽、トラベラーズファクトリー2階で6月28日(金)から30日(日)の3日間、NAOTの靴の展示販売イベントを行うことになりました。
NAOTの靴は、砂漠が多いイスラエルで、砂に残った足跡をそのまま靴にしたような歩き心地を目指して作られています。足の形は人によって少しずつ違いますが、その足の形にあわせて革を広げたりして調整してから届けてくれます。ソールも修理ができて、永く履くことができます。イベントでは、自分の足に適したサイズ選びのアドバイスから、手入れ方法、その特徴などを丁寧に説明してくれます。
これからの旅の季節のための、とっておきの1足を探しに、ぜひ遊びに来てください。
イスラエルの手作り靴「NAOT」の靴キャラバン
期間 6月28日(金)~6月30日(日)
時間 12:00~20:00 最終日は19:00まで
*6月28日(金)は陳列が終わり次第(15時頃より)、開催します。開始時間が分かりましたら、当サイト、twitterで告知します。
※NAOTについて
NAOT(ナオト)は1942年から続く、イスラエルの靴職人の集まりです。
ヘブライ語で「オアシス」を意味するナオトは人間工学に基づき、歩きやすさを徹底的に求めて設計された靴は、 その名のとおり、靴はまるで砂漠の中のオアシスのような快適さです。 そして、「砂に残った足跡」という概念に基づき設計された靴は、砂の上を歩くような心地よさがあります。 イスラエルという国は、ほぼ一年中太陽に恵まれているため、サンダルの季節はおよそ10ヶ月にもなります。 NAOTが健康を第一に考えたサボやサンダル作りに専念してきたのには、このような背景がありました。
NAOTの靴に足を入れるとそのインソールの気持ち良さにびっくりします。
ふかふかと心地よいクッション性、足裏全体に吸い付くようなフィット感は、一度履くとやみつきになる感覚です。そのインソールは履き始めて2週間ほどで自分の足形に沈んでいき、さらに自分の足にぴったりと馴染んでいきます。そして、まさに自分だけのインソールとなっていくのです。
NAOTの靴は履きこむ程にどんどん革が変化していきます。柔らかくなり、色の風合いが増していく。
その変化の様子は、履く人によってそれぞれ違います。それぞれの歩き方、環境でいかようにも変化していくのです。NAOTの靴の革は、そんな変化についてきてくれるだけの丈夫さがあり、長い間どこまでも付き合っていけるほどの頼もしさがあります。
年を重ねるごとに、自分だけの靴に育っていく。その靴は、きっと愛おしい靴となるでしょう。
誰かがこう言いました。
『いい靴は素敵な場所へ連れていってくれる』って。
出会ったり、別れたり、急いだり、たそがれたり、喧嘩したり、笑ったり、
涙したり、音楽を聞いたり、踊ったり、おいしいものを食べたり、感動したり、
日本のこと思ったり、馬から落ちたり、言葉はわからないけど心が通じあったり、
助けられたり、野宿したり、ハンモックで寝たり、世界遺産みたり、
ワイン飲んだり、ビール飲んだり、美しい景色を見て地球が好きになったり。
そして、一生の友達が出来たり。
靴はずっと一緒に寄り添っていました。
その靴は、くたびれたかもしれないけど
だんだんと自分にあって
体と一緒になってきました。
きっといい靴は素敵な場所へ連れて行ってくれる。
この靴がそんな素敵な旅のはじまりになりますよう。
NAOTジャパンオフィシャルサイトより http://www.naot.jp/