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ブラニフ コラボ のノートリフィルは活版印刷で仕上げています。
活版印刷とは、活版(金属版)で印刷する、古くからある印刷方法で、上の写真のような金属の版を使って印刷しています。
ブラニフの時代のリフィルをイメージして、また、活版印刷ならではの、1点1点異なるかすれた表情を楽しんでいただきたくて、今回のリフィルはこの印刷方法にしました。
活版印刷は、もともと細かい文字や線などを表現するのに適した印刷方法で、今回のリフィルのように、印刷面積が広いものは、難しいと言われています。しかし、工場の職人さんがあえて難しい印刷にチャレンジしてくれて、その技と知恵を駆使して、とても味わい深く綺麗なものに仕上がりました。
今日は活版印刷をご紹介します。
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今回のリフィルは2色の組み合わせなので、まずは1色目を印刷します。
金属の凸版にローラーでインクを載せてそれを紙に刷っていきます。
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2色のうち、1色が仕上がりました。
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続いて2色目も刷っていきます。
境目がぴったり合っているのは、職人技です!
いろいろな工夫を組み合わせて、ぴったり合うように調整してくれました。
「デジタルと違って、考える余地のある機械だからこそ、工夫が生まれる。」
職人さんから教わることってすごく多いです。
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リフィルの表紙をやさしく触ってもらうと、文字が少し浮き出ているのが
解ります。これも活版印刷の特徴。
独特のかすれた風合いと、特色の色合いと、文字の触感。
ぜひ、手に取ってご覧下さい。
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今回お世話になった印刷所さんは、スパイラルリングノートの
帯も印刷してもらっています。
立ち会い中もたくさんお話して、たくさん知恵を貸してもらったり、
この人だからお願いしたいと思える方に作ってもらっている自慢の商品です。
ぜひ手に取ってご覧下さい。
伊勢丹新宿店2階DECADEでの販売は5月12日までですので
ゴールデンウィークのお休み中、遊びに行ってみてください。